Darrow School

学生と教師が共に学び、スポーツで汗を流す、家族的な雰囲気の高校として知られています。個人の好奇心、創造力、学ぶ楽しさを包括的に追求するカリキュラムには定評があります。もともとはDarrowファミリーが男子校として開校しましたが、後に女子学生も受け入れるようになりました。

Shaker community宗派のモットーLiving，Working，Learningに基づいて､ Hands-on Trainingのパイオニアとして高い知名度を誇ります。現実社会の話題をダイナミックに取り上げて実践しながら学ぶ、これは少人数クラスを導入する高校でしかできない、教育効果の高い指導法といえるでしょう。アメリカには約5000もの私立高校がありますが、こうした指導法を取り入れるのはごく一部だけです。

26棟の校舎、4種類の競技場とテニスコート、4棟の学生寮は「Historic Landmark（米国歴史の象徴）」と称されています。月面に着陸した3人目の宇宙飛行士として有名なPete Conrad（アポロ12の司令官）はこの学校の卒業生の一人です。

Shaker community宗派とは？

1770年に英国で結成されたQuakers の分派とされています。Darrow School開校当時はアメリカでも最大規模のグループでしたが、現在は少数派となり宗教色は殆どありません。学校の理念「理想を現実と結びつける教育」の実現には同宗派の一員である弁護士Charles Haightの尽力があります。