Verde Valley School

近代アメリカ人類学の父クライド・クラックホーン（Clyde Kluckhohn）教授に多大な影響を受けたハバード大学の卒業生、ハミルトンとバーバラ（Ham and Babsの愛称で呼ばれている）が1948年アリゾナの地に創立。クライドクラックホーン教授は国際教育学者としても高い評価を得ていて、25年間人類学の世界的権威としてハーバード大学で教鞭をとっていました。New England生まれのハミルトンと、グアテマラ出身のバーバラは教授の崇高な理念に心を打たれて、教育の分野に進んだのです。彼らは5つの教育の柱として「最高の学問」，「世界市民憲章」，「他人への奉仕」，「資源管理と計画の道徳的責任」，「肉体労働の価値」を提唱。今でもこの考えをすべてのクラス運営、学習、活動を実践する場で大切にしています。

アメリカでは比較的少数派であるIBプログラムをとりいれたハイレベルの進学校です。すべての教科は経験・体験から学ぶ事を基本とし、アメリカ西部やドイツ、メキシコで2週間の体験学習プログラムに参加。屋外での活動を義務づけて、現地コミュニティで奉仕活動を行います。この2週間はField trip（実地見学旅行）と名付けられていて、アメリカ感謝祭（Thanks giving）の前に実施します。

• グランドキャニオンへのハイキング
• クリスト山からサンクリスバレーの見える小さな町Crestoneで神聖な行事に参加
• Anasazi Native Americans（アナサジ現地民族）について学ぶ
• 小さな町で働き、建築現場で手伝いをする

また、キャンパスでのPhysical labor（肉体労働）を義務付けていて、庭・納屋での作業やリサイクル活動に参加したり、キャンパス周辺でField tripを行い、誠実な人間性の確立を目指します。

スポーツは西洋式乗馬や、ロッククライミング、ハイキング、フィットネス、サッカー、バスケットボール、クロスカントリー、バレーボールが人気です。