Olney Friends School

クェーカー教会が運営するアットーホームな雰囲気のボーディングスクールです。教会の援助により比較的学費が安いため、留学生にも人気があります。

全校生徒数50名前後、一人ひとりに目が行きとどく環境の中で、個人の人格、多様性を尊重したきめ細やかな指導が受けられます。とくに指導で重視しているのは自己表現力とスピーチ力の開発です。また、学習スキル（学び方）の指導もあるので、勉強法で悩むことはありません。

カリキュラムは大学進学を意識した内容で、独自に開発されたものです。歴史、英文学、地理、数学、理科、外国語（スペイン語・中国語）、宗教、美術、芸術にくわえて、APプログラム3教科と充実しています。

留学生向け英語コースESLは、レベル別に分かれているので、自分の英語力にあわせて選択できます。また、ESLでは英語だけでなく、他の教科（たとえば数学や理科）を同時に学べるよう工夫がなされているのも特長の一つです。

Olney Friends Schoolが大切にすることの一つに、自分たちが使うものは、自分たちで責任を持ってメンテナンスする「オフィスワーク」があります。週1回、キャンパスと食堂の清掃を義務化。学生だけでなく、先生も参加して一緒におこないます。これは「Stewardship＝家令」の考えを基本にしたものです。

くわえて、農業体験を重視しています。キャンパス内にある農場で農作業に従事して、心と体をきたえながら労働の大切さを学ぶのです。こうした教育は保護者や地域から高い評価を得ています。