中学・高校留学手続き三種の神器
三種の神器=パソコン、インターネット、プリンタ
ここ数年、留学手続きはオンライン化が急速に進んでいて、たとえば面接試験はSkypeのビデオ通話でおこなうケースが増えています。ビザ申請にいたっては、専用のウェブサイトからしか手続きができません。こうした現状をふまえ、留学手続きをはじめる前に、あらかじめインターネットに接続できるパソコンとプリンターを準備しておくようおすすめします。
スマホやタブレットでも大丈夫?
スマートフォンやiPadなどのタブレットパソコンは、簡単なメールのやりとりや、ネットを少し見るには手軽に使えてとても便利です。ただ、留学手続きではじっくりと文章を読んだり、書いたりすることも多いので、できればしっかりとしたキーボードの付いたノートパソコンかデスクトップパソコンの利用をおすすめします。プリンターはスキャナーの付いた複合機が便利です。
こんなシーンでパソコン&プリンターが必要になります
<入学申請>
- パンフレットや願書を取りよせる
- 書類の提出(メールに添付、フォームから入力)
- 面接(スカイプによるビデオ通話)
- 合格後の入学手続き(保護者情報の登録、履修科目の登録、保険の加入など)
<ビザ申請>
- ビザ申請書類の提出、大使館での面接予約
- ESTAの申請(保護者の方が入学に同行する場合)
<入学後>
- 学校との連絡(時差があるのでメール中心)
- 成績や出席状況の確認
入学申請
各項目をくわしく見ていきましょう。願書はウェブサイトからプリントアウトできる学校が増えています。必要事項を記入したら国際便で郵送しますが、英作文などはファックスやメールに添付して送る場合もあります。
面接試験は、Skypeのビデオ通話でおこなうケースが増えていてます。現地に行くことなく日本で面接を受けられるのは大きな利点です。
合格後の各種入学手続きも学校のウェブサイト経由でおこないます。たとえば、学生専用ページにログインして、保険会社へのリンクをクリック、数ページにわたるオンラインフォームに入力して保険の加入手続きをする、といった具合です。
ビザ申請
ビザ申請手続きや大使館での面接予約は専用のウェブサイトからおこないます。また、保護者の方が入学に同行する場合はESTAへの登録が必須です。登録はESTA公式申請サイトからおこないますが、インターネットに接続できるパソコンをお持ち出ない場合は、旅行代理店などへ依頼することになります。
入学後
多くのボーディングスクールでは出席状況、授業中の様子、成績を保護者の方がインターネットを通じて確認できるシステムを導入しています。また、時差があるので学校との連絡はメールやスカイプが中心になります。
昔はどうしていたのか?
私たちが留学サポートをはじめた頃を思い返してみると、書類のやりとりは郵送、連絡は手紙か国際電話しか手段がなく、何をするにも時間がかかりました。ほどなくFAXの普及がはじまり、多少便利になりましたが、今ほどではありません。当然、面接は現地へ渡航して受けるしかなく、日本から顔を見ながら面接できるようになるとは夢にも思いませんでした。
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