目的に合わせてえらべる中学生・高校生の留学
ひとくちに中学生・高校生の留学といっても、目的や期間、タイミングにより、いくつかの種類があります。
1.中学・高校卒業まで学ぶ正規留学
中学・高校卒業まで学ぶ正規留学。ジュニアボーディングスクール(中学)は7~8年生の2年制、ボーディングスクール(高校)は9~12年生の4年制が一般的です。入学する学年は学力と英語力により決まりますが、通常中学1~2年生ならジュニアボーディングスクールへ、中学3年~高校3年ならボーディングスクールへの入学となります。アメリカやカナダの学校には飛び級制度があるので、成績が良ければ早く卒業することも可能です。高校卒業後は現地の大学へ進学するもよし、日本の大学に帰国子女枠で入学することもできます。
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2.正規留学前の準備留学
ジュニアボーディングスクール(中学)やボーディングスクール(高校)へ入学する前のワンクッションとなる入学準備校への留学。中学生も入学できます。3月に日本の学校を進級・卒業したらすぐに留学したい、そんな方には有力な選択肢の一つです。正規の中学・高校の新学年がはじまる9月まで、入学準備校で対話形式の授業や英語のみの学校生活に慣れておけば、スムーズなスタートを切れます。準備校は初級~上級まで、英語力を伸ばすプログラムが充実しているだけでなく、数学や歴史など中学・高校の科目を英語で学ぶこともできます。
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3.英語を学ぶための短期語学留学
ボーディングスクール(高校)のESLコースや夏期プログラムに参加して、英語を学ぶ短期語学留学。留学期間は、夏期プログラムへの参加であれば3~5週間程度、本格的な短期留学であれば1ヶ月~最長1年となります。英語科目の単位取得が可能です。なお、正規入学の条件として、夏期プログラムへの参加をもとめる学校があります。そこで学生の学力や英語力、人物像を確認して、9月からの正規入学を認めるかどうか判断します。
※ESLとは留学生向けの英語プログラムです
4.アメリカやカナダの大学へ進学するための短期留学
大学進学準備専門の「Post Graduate Course」があるボーディングスクール(高校)への留学。いわゆる予備校のようなコースです。日本の高校を卒業してアメリカやカナダの大学へ進学を目指している方におすすめします。期間は1年間。大学進学に必要なSAT、ACT、TOEFLの受験対策も充実、3~6名の超少人数クラスでじっくりと学べます。
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